新たなヘルスケアソリューションの開発・提供でAVITAと資本業務提携締結  塩野義製薬

 塩野義製薬は7日、AVITA(本社:東京都、代表取締役社長:石黒浩氏)と新たなヘルスケアソリューションの開発・提供を目的とした資本業務提携契約を締結したと発表した。
 AVITAは、本年6月1日、様々なプロジェクトや企業との連携によって新たに生み出す研究成果の社会への実装を目的に設立された。パートナー企業には、大阪ガス、サイバーエージェント、 塩野義製などが名を連ねる
 今回の資本業務提携により、AVITAと塩野義製薬は、両社の強みを活かし、医療・福祉分野でのロボットやCGアバターを活用した対話サービスや未病段階からの各種健康相談など、新たなヘルスケアソリューションの開発・提供を通じてヘルスケア領域の課題解決に取り組んでいく。
 ヘルスケアニーズの多様化が進む中で、医療・福祉の分野においても、データとデジタル技術を活用した業務の効率化が進められている。この背景には、医療や介護の現場における人手不足という深刻な課題が存在している。
 今後、ますます医療・福祉分野におけるデジタル化が加速すると予想される一方で、その進展にともない、患者のホスピタリティに対するニーズが高まることも想定される。
 今回の資本業務提携によりAVITAと塩野義製薬は、両社の強みを活かして新たなヘルスケアソリューションの開発・提供を通じてヘルスケア領域の課題解決に取り組んでいく。
 AVITAは、大阪大学大学院基礎工学研究科教授の石黒浩氏がプロジェクトマネージャーを務める「ムーンショット型研究開発制度」や、テーマ事業プロデューサーを務める「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」などの様々なプロジェクト、および企業との連携によって新たに生み出す研究成果の社会への実装を設立理念とする。
 

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