2021年度第1四半期は堅調な業績達成  武田薬品

 武田薬品は30日、2021 年度第1四半期の業績を公表し、「第1四半期の堅調な業績に基づき、当社は2021年度通期のマネジメントガイダンスと予想を維持する」とのコメントを発表した。
 同社にとって2021年度は、重要な承認申請、承認取得の可能性、新規候補物質がピボタル試験に移行予定など、トップライン成長の加速とパイプラインの持続的な推進による転換点の年と位置づけている。
 2021年度第1四半期の主な財務・ビジネスハイライトは次の通り。
 - 財務ベース売上収益は対前年同期+18.4%、グローバルブランド14製品が牽引し、実質的な売上収益は対前年同期+3.8%

  • 財務ベース営業利益は 2486億円(22 億米ドル)に成長、研究開発投資を強化しつつ、Core 営業利益率は30.5%と堅調に推移
  • 2021 年度第 1 四半期に 2,429億円を支払い 22 億米ドルの負債を削減し、2021 年度は合計約4500 億円(約 41億米ドル)の負債の繰上返済を見込む
  • 2021年度内に5-6件の承認申請と、年度末までには7件の新規候補物質がピボタル試験に移行予定であり、パイプラインにとって転換点の年に
  • 2021年度通期マネジメントガイダンスおよび通期予想を維持 
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