参天は1日、東京都内でサンテFX ×サカナクションTVCM 発表会を開催し、サカナクションが新TVCM のために書き下ろした新曲「プラトー」の初披露を含む3曲を演奏。さらに、現代の若者から絶大な支持を受けるボーカリスト兼ギタリストの山口一郎が、サンテFX新TVCM起用の裏話や楽曲にこめた想い、撮影時のエピソードなどを紹介した。
サンテFXシリーズは、1991年の発売以来、目の疲れ・充血に効き、瞳に爽快感を与える目薬として、幅広い顧客に愛用されてきた。1999年にはタウリンなどを配合した「サンテ FXネオ」、2009年にはさらにビタミンも配合した「サンテ FX V プラス」を発売。若い世代のニーズに応える「爽快系」という点眼薬の市場を開拓し、本年で30 周年を迎える。
「サンテ FX シリーズ」は、30年の歴史の中で、「熱く自分を鼓舞する感覚」から「内に秘めた野心を静かに高める」という価値観に変化してきた今の若者たちの姿を応援する存在として、30周年を機に新たなステージへと進化する。
その象徴として、現代の音楽シーンを代表する山口を起用した新TVCM「そうだ、その目だ」篇が2日より全国放映される。また、「サンテFX×サカナクション」のコラボ目薬ケースが当たるキャンペーンも1日より開始した。
新TVCM は、山口が仕事で思い悩む状況の中、「サンテ FX」を点眼することをきっかけに、「キタ。」と目と気持ちが冴えわたり、前向きに取り組んでゆく姿を「そうだ、その目だ。」というキャッチコピーとともに描写。
「そうだ、その目だ。」という言葉を通して、「何事も前向きな気持ちで取り組みたい」という意識を持つ若者のチャレンジを応援するストーリー展開となっている。
トークセッションで山口は、新曲プラトー創作に当たって、「参天とはオンラインライブへの協賛が切っ掛けになり物語が始まった。これまでのサンテFXのCM、出演者を徹底的に調べ上げて参天の文化と結びつけながら、今回のテーマに合う楽曲をメンバー5人で創り上げた」と振り返る。
CM撮影時のエピソードでは、ワイヤーアクションへの挑戦について、「実は、高所恐怖症で、しかも高いところが怖いんじゃなくて、高いところへ行くと飛び降りたくなっちゃうのが怖い」と明かす。
その上で、「今回は、思う存分高いところで飛び回ったので、とても満足。いい作品が出来上がったんじゃないかなと思っている」との感想を述べる。
さらに、実際に“マイ”サンテFXをさすシーンを再現し、「キタ。」を実践。コロナ禍にも言及し、「収束を待つのではなく、今この世界でどんな表現をしていけるだろう?」と考え始めたときに、ある種「キタ。」というか、「前を向けた実感があって、そのときに野心が高まる瞬間があった」と話す。
最後に、「コロナ禍の中で、多くの人々は厳しい状況下にある。だが、こうした状況下だからこそ横のつながりを持ってそれを大きくしていく重要さを、参天製薬との繋がりで感じた」と訴えかけた。