ロシュ創立125周年・国内診断薬事業50 周年記念し企業サイトに「PCR って何ですか?」ページ新設 ロシュ

 ロシュ・ダイアグノスティックスは26日、ロシュ創立125周年、日本における診断薬事業50周年を記念し、コーポレートサイトの一般向けコンテンツとして、「PCR って何ですか?」を新設すると発表した。
 昨今、新型コロナウイルス感染症の検査法として広く認知されている「PCR」について、PCR 技術の発展に大きく寄与してきたロシュが解説する。
 遺伝子を増幅させる PCR 技術は、1980年代にアメリカの科学者キャリー・マリス氏が考案し、当時マリス氏が所属していたシータス社の同僚たちと完成させた技術だ。
 ロシュ社は、この技術を診断に応用させるためマリス氏らに協力した。その後、ロシュはシータス社から特許を取得、1991年には全事業権を取得した。事業権を取得した後もロシュは PCR技術をさらに進化させ、商業的な成功へと導いていった。
 今回新設する「PCR って何ですか?」は、ロシュ創立 125 周年および日本における診断薬事業 50 周年の記念企画の一つとして、シリーズで展開していく。 第一回目は PCR 法の原理を中心とした基本情報です。二回目以降は、PCR 法の種類や応用例、そして技術発展の歴史などについて取り上げる。PCR の黎明期からこの技術について熟知しているロシュ・ダイアグノスティックスならではのストーリーを今後展開していく。

◆内容:
一回目 PCR とは(基本情報)
二回目以降、PCR の種類、活用例、歴史等について公開予定。

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