本年9月に第一三共とのネキシウム共同販促終了  アストラゼネカ

 アストラゼネカは12日、プロトンポンプ阻害剤「ネキシウム」について、本年年9月14日をもって、第一三共が日本で行っている販売・流通をアストラゼネカに移管し、両社が共同で行っている販促活動を終了すると発表した。
 今回の販売移管および共同販促活動の終了は、アストラゼネカと第一三共が 2010年に締結した、日本におけるネキシウムの販売および共同販促に関する契約の終了に伴うもの。
 9月15日以降は、アストラゼネカが、日本におけるネキシウムの販売・流通および販促活動を行う。
 ネキシウムは、胃内で胃酸を分泌するプロトンポンプを阻害することで胃酸分泌を抑制するプロトンポンプ阻害剤で、逆流性食道炎をはじめとする酸関連疾患に対する適応を有している。
 日本では2011年9月に発売され、アストラゼネカが開発・製造、第一三共が販売・流通を担当し、アストラゼネカと第一三共の両社で販促活動を行ってきまた。
 今後、両社は円滑な移管に向けて協力するとともに、移管までの期間における安定供給、製品情報の提供および収集、適正使用の推進を継続していく。

タイトルとURLをコピーしました