低温熱傷は湿潤療法実施の医療機関受診を 杉並区 柿田医院院長 柿田豊

http://www.wound-treatment.jp/dr/burn.htm

急に寒くなったためか、湯たんぽ、アンカ、ヒーターによる低温熱傷の患者さんが増えてきました。
 部位的に圧倒的に多いのは脛骨前面・いわゆるムコウズネです。最初は大したことが無さそうに見えても皮膚が薄いので全層壊死を起こしていることが多く、血流が悪いため治療期間は数カ月に及ぶことがあります。
 湯たんぽやアンカは寝る前に布団の中に入れておき、寝るときには外す方が安全です。ご注意ください。
 もしやってしまった場合はやけどに湿潤療法をしている医療機関 http://www.wound-treatment.jp/dr/burn.htm をご受診ください。旧い治療をしている所では皮膚移植をされる羽目になりかねません。
 湯たんぽの低温熱傷程度ならば、「正しい湿潤療法を行なえば皮膚移植に至る事は絶対に無い!」と断言します。

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