アンジェスは8日、現在開発を進めている新型コロナウイルスDNAワクチンのP2/3相臨床試験について、治験施設における治験審査委員会(IRB)の審議・承認を経て接種を開始したと発表した。
同試験は、500症例の被験者への接種を行い、ワクチンの用法および用量における安全性と免疫原性の評価を目的に実施するもの。
新型コロナウイルスDNAワクチンP2/3相試験の主な概要は次の通り。
概要:健康成人志願者を対象とした、筋肉内接種における治験薬の安全性及び免疫原性の評価のための無作為化、二重盲検、プラセボ対照試験
目標症例数:500 例(用量 2.0mg:①250 例による 2 週間間隔での2回接種、②250例による4週間間隔での2回接種、①②はそれぞれプラセボを50 例含む)
実施施設数: 関西および関東エリアの8 施設
接種期間: 接種開始~2021年3月頃
なお、同件の今年度通期連結業績に与える影響は現在精査中である。