参天製薬は13日、都内でSanten「ヒアレインS」 新CM発表会を開催し、新ブランドアンバサダーで14日からオンエアされる新CM「潤い、解禁」編に出演する女優の石原さとみ(33)がCM衣装と同じブルーのセットアップドレスで登場。「実際、薬局に行って薬剤師さんからヒアレインSを購入して使用した。とても目が潤って、使ってみて良かった。参天が自信を持って作成した目薬なので、是非使ってほしい」と呼びかけた。
9月16日に新発売された「ヒアレインS」は、1995 年にドライアイを含む角結膜上皮障害の治療薬として上市された医療用医薬品「ヒアレイン点眼液 0.1%」のスイッチOTC医薬品。
医療用医薬品である「ヒアレイン点眼液 0.1%」と同成分の「精製ヒアルロン酸ナトリウム」を医療用と同濃度配合した初めてのスイッチOTC 医薬品で、「精製ヒアルロン酸ナトリウム」が涙液層に長く留まり、涙液が安定化することで、「涙液層の不安定化」が原因と考えられる“目の疲れ・乾き・かすみ”などの目の不快症状を改善する。また、ソフトコンタクトレンズ(カラーコンタクトレンズを除く)装着時にも使用できる。
石原は、新CM製作ロケを振り返り、「すごく風を感じながら、順調に撮影できた。アップのシーンが凄く多かったが疲れることなく、コロナ対策もしっかりとされていて気持ち良く撮影できた」と笑顔で振り返った。
新商品にちなんだ「涙」に関するクイズでは、「私もステイホーム期間、すごく目が疲れた印象。いつもより携帯を見る時間も本を読む時間も増えたし、目の周りをマッサージする時間も増えた気がする」とエピソードを披露した。
イベントでは、「涙の状態」を簡単にチェックできる「10秒まばたきチャレンジ」に挑戦。「ギリギリ瞬きせず、成功してよかった」と声を弾ませ、自らの目の表面のうるおいがばっちりであることを証明してみせた。
また、”涙と瞳”に関するエピソードでは、「普段から涙もろい」とした上で、今までで一番悔し泣きをした経験として、アフリカに行った時を挙げ、「自分の無力感と人間力のなさに情けなくて、飛行機の中で涙が出ていた」回顧。「あの経験が勉強しようとか、知らないことがあるんだなと認識したきっかけになり、そこからの生き方が変わっていった」と感慨深げに語った。
さらに、「10代の頃の自分は、泣いている自分を客観視していた。アフリカがきっかけで、自分の素直さが出るようになり、流そうとする涙よりも流れてくる涙が多くなってきた」と自らを分析。「自分の内の素直さみたいなのが増えていっている気がして、涙を流す自分は嫌いじゃないなと感じている」と言葉に力を込めた。
新CM発表会では、渡邉整功薬粧事業部長が、参天製薬が「今年で130周年を迎えた」ことを報告。「これからも、見えることの素晴らしさにフォーカスして、眼科領域に特化した形で製品開発していきたい」と抱負を述べた。続いて、チームマネージャーの池田美幸氏が新商品「ヒアレインS」の特徴を紹介した。