田辺三菱製薬は、10月1日より「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」の第9期募集を開始する。同プログラムは、企業市民活動の一環として、国内において療養・就学・就労・生活の改善などQOL向上に取り組んでいる難病患者団体およびその支援団体への助成制度である。
田辺三菱製薬は、「医薬品の創製を通じて、世界の人々の健康に貢献する」を企業理念に事業活動を行っているが、同社を含め世界中の製薬会社が提供する医薬品でも治すことのできない難病が未だ多く存在することも事実だ。
そこで、同社は、これら難病に対する新薬の研究開発に取り組むとともに、病気に苦しむ患者やその家族への支援を行うことも大切な使命であると考え、2012年に「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」を創設。2013年度より難病患者団体およびその支援団体が行う活動への助成を実施している。主な募集要項は次の通り。
◆募集期間:本年10月1日~11月15日(助成対象期間2021年4月1日~2022年3月31日)
◆助成対象活動:2021年4月1日~2022年3月31日に行われる、難病患者の療養・就学・就労等、生活の質(QOL)向上のための活動
1療養環境の向上をめざす活動
2就学/就労等、社会参加を支援する活動
3「難病」に対する、一般の人たちの理解や支援を促進する活動
4その他、「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム選考委員会」が認めた活動
※団体の年間事業全般に対しての支援は行わない。取り組む課題や企画を絞って申請する。
◆助成金額:助成総額1000万円
1件の助成金額の上限は100万円
◆助成対象団体:療養・就学・就労等、難病患者の生活の質(QOL:Quality of Life)向上に取り組む団体
1難病患者団体、家族会およびその連合組織
2 NPO法人等の非営利団体
※ここでいう「難病」とは、「難病の患者に対する医療等に関する法律第5条第1項」の規定に基づく2019年7月1日施行の「指定難病」333疾患を指す。
◆問い合わせ:「田辺三菱製薬 手のひらパートナープログラム」事務局担当宮本栄氏まで。
TEL:03-5205-7580
FAX:03-5205-7585
E-mail:tenohira@philanthropy.or.jp