放送大学は、29日に田城孝雄放送大学教授を講師としたオンラインセミナー「新型コロナウイルスと共に生きる-歴史を変えた感染症-」を開催する。
田城氏は、内科医でもあり、放送大学教養学部授業科目「感染症と生体防御」をはじめとする医療・福祉分野の教育に尽力する傍ら、内閣官房地域再生推進委員会委員長、厚生労働省地域医療再生計画に係る有識者会議委員を歴任するなど、公衆衛生、地域医療の分野に一貫して取り組んでいる。
WHOが新型コロナウイルスを確認したのが今年1月で、我々は未知のウイルスに怯え、リモートワーク、ステイホーム、休業、休校など、あらゆる自粛の対応を余儀なくされた。「緊急事態宣言」の発令で一時落ち着いたものの、解除後に再び感染者は拡大している。
果たしてコロナ以前の日常は戻るのか。同セミナーでは公衆衛生の専門家であり、医師でもある田城氏が、改めて新型コロナウイルスとは何かを解説する。そして新型コロナウイルスの発生から現在までの対応を振り返り、ウィズコロナ時代に我々が身につけるべき「ヘルスリテラシー」とは何か、また、今後の在り方について考える。
放送大学オンラインセミナーの概要は次の通り。
◆テーマ:『新型コロナウイルスと共に生きる-歴史を変えた感染症-』
◆日時:8月29日(土)15:00~17:00(接続開始14:30から)
◆参加費:無料。セミナー終了後、入学や出願に関する大学説明会を行う。
◆定員:600名(予約制、先着順で定員になり次第、締め切る)
◆申し込み・詳細:https://www.ouj.ac.jp/hp/o_itiran/tokubetu/20200829.html