「夏休みスマイルはみがき」プロジェクトキックオフイベント実施 P&G

ゲスト講演する辻希美

 P&Gは、全国の子供たちおよび幼稚園・保育園に向けて歯磨きの啓発を行う「オーラルB 夏休みスマイルはみがき」プロジェクトのキックオフイベントを29日にオンラインで実施した。
 同イベントでは、4児のママとして活躍中の辻希美の「Withコロナ時代の子供たちの健康管理」についてのゲスト講演が行われたほか、子供たちに大人気のキャラクター、ピカチュウも応援に駆け付けた。また、島津貴咲氏(百瀬歯科医院・歯列育成クリニック院長)が、子供たちの健康を守るためのオーラルケアの重要性について説明した。
 講演の中で辻は、「今まで普通にできたことが急にできなくなって、特に子供たちには大きなストレスだったと思う。家族みんなで協力して楽しく過ごす時間を作るなど工夫していた」と大家族のママとして奮闘の様子をコメントした。

島津氏


 一方、 島津氏は「口は万病の元という言葉の通りばい菌の入り口で、特に、最近の状況において、口の状態が感染症のリスクを高めていることが注目されている。ウイルスは付着しただけでは発症せず、細胞に入り込むことにより感染する」と説明。
 さらに、「歯周病菌は、インフルエンザ ウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素を出すため、口の中が不潔だとインフルエンザや新型コロナウイルスに感染するリスクが上がる。歯磨きを怠ると歯には細菌のかたまりである無数のプラークがへばりついている状態になり、うがいだけでは落とせない」と訴求した。
 その上で、「物理的に細菌を除去する作業こそが歯磨きである。日本人が従来から行ってきた手洗い・うがいの習慣に加えて、口のケアを徹底することが、Withコロナの今だからこそ、よりいっそう必要な健康習慣になる。手洗い、うがい、そして歯磨き。この3つを、新しい習慣としてぜひ実践してほしい」とアドバイスを送った。

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