第一三共ヘルスケアは、マスク着用が基本となるこれからのニューノーマル時代に向け、毎日マスクを着用している30代~50代の男女を対象に実施した調査結果を発表した。同調査は、マスク着用による口臭ケアに対する意識や行動の変化を明らかにすることを目的としたもの。
実施時期は、本年6月17日~19日で、インターネットによる調査を実施。調査対象は、1日30分以上、毎日マスクを着用している全国の30代〜50代男女300人 。
主な調査結果は次の通り。
①マスク着用によって自分の口臭が気になる人が約6割(57.0%)も。口臭敏感層が増加
●マスクをしていないとき(48.3%)より、しているとき(57.0%)の方が、自分の口臭が気になっている。
●マスクをしているとき口臭が気になるのは、男性(55.3%)より女性(58.7%)に多いが、マスクをすることで口臭自覚率が増えたのは、女性(していないとき54.7%+4.0ポイント増)より男性(していないとき42.0%+13.3ポイント増)。
②マスク着用によって自分の口臭に気付き、口腔内環境に対する意識が醸成
●マスクをしているときに自分の口臭が気になる人は、「口内細菌」(45.6%)や「虫歯や歯周病」(33.3%)を心配する傾向に。マスク着用による口臭の気付きが、口腔内環境に対する意識の醸成をもたらしている。
●全体の64.7%が「マスクをしていて口をゆすぎたいと思う」と回答。今後、口をゆすぐニーズの高まりが予想される。
③マスク着用によって口臭ケアの重要性を認識。「手軽」「速攻」「持続力」が理想の口臭ケア3条件
●マスクをするようになって口臭ケアが大事だと感じた人は44.3%。マスクをしているときに口臭が気になる人では62.6%と、より高いスコアに。マスク着用が口臭ケアの重要性を実感するきっかけに。
●現在の口臭ケアに対して不満がある人は、全体の48.3%。マスク着用時に口臭が気になる人では60.2%が不満あり。
●理想の口臭ケアは、「口臭除去や予防が手軽」(64.3%)、「すぐにケア」(67.0%)、「高い持続力」(67.3%)。