武田薬品は13日、バーチャルで開催される 2020 年国際血栓止血学会(ISTH 2020)で、同社の血液疾患ポートフォリオおよびパイプラインに関する13演題がプログラムされていると発表した。
その中には、血友病A患者に対する TAK-660(アディノベイト、一般名:ルリオクトコグアルファペゴル[遺伝子組換え])の個別化定期補充療法のベネフィットの可能性を検討したP3相PROPEL試験およびP3b相CONTINUATION 試験から得られた最新の科学的知見が含まれており、血友病およびフォン・ヴィレブランド病(VWD)患者に対する薬物動態(PK)に基づく定期補充療法を通じて個別化治療を前進させる同社のコミットメントを強化する4つの演題は注目されるものである。
遺伝子組換え型フォン・ヴィレブランド因子(rVWF)の個別化用量調整の最適化に有益なデータとなる、遺伝子組換え型フォン・ヴィレブランド因子の薬物動態(PK)/薬力学(PD)プロファイルを検討した2つの試験結果についても発表する。