オムロン ヘルスケアは、皮膚に接触することなく額から放射される赤外線で体温を測定できる「オムロン皮膚赤外線体温計 MC-720、」500本を、3日に内閣府防災に寄付したことを明らかにした。
今回寄付された「皮膚赤外線体温計」は、測定時間が約1秒と短く非接触型なので、多くの人の体温を短時間に衛生的に測定する時に役立つ。
同社では、非接触の皮膚赤外線体温計を内閣府防災に寄付することで、自然災害時等における避難所での発熱の有無のスクリーニングを衛生的かつ簡単に実施する際の一助になることを切望している。
オムロン皮膚赤外線体温計MC-720は、約1秒で額で測定できる非接触型の体温計だ。被測定者の皮膚に接触することなく、額の中心から1~3㎝離れた距離で検温スイッチを押すだけで体温を測定できる。非接触かつ短時間で検温できるため、病院、事業所や学校など多くの人を対象とした検温スクリーニング作業を簡単かつスピーディに行える。
また。本体は握りやすいハンドグリップ形状で、繰り返して測定する時の測定者の負担を減らす。本体に25回分の検温データが蓄積できるので過去の記録をさかのぼって確認できるのも特徴の一つだ。
なお、同品は自治体、商業施設、企業、学校及び医療機関や介護施設等における感染症対策としての検温スクリーニングを目的としたもので、一般家庭向けの販売は予定していない。