武田薬品は、バーチャルで開催される第56回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次総会(開催日:5月29日-6月2日)および第 25 回欧州血液学会(EHA)年次総会(開催日6月11-14日)のオーラルセッションにおいて、Pevonedistat-20019試験(P2試験)で得られた好結果を発表する。
同試験は、高リスク骨髄異形成症候群(HR-MDS)を含む造血器腫瘍の患者を対象に、pevonedistat とアザシチジンの併用療法とアザシチジン単剤療法を比較したもの。
その結果、pevonedistatとアザシチジンの併用療法は非常に有効であり、有望な治療法であることが示されるとともに、HR-MDS患者においては、アザシチジン単剤療法と同様の安全性プロファイルであり、全生存期間(OS)、無イベント生存期間(EFS)、完全寛解率(CR)および輸血非依存達成率を含む臨床的に意義のある複数の評価項目でも有用性が示された。