アストラゼネカ(本社:大阪市は18日、来年7月までに東京支社を「msb Tamachi」(ムスブ田町)街区内「msb Tamachi 田町ステーションタワーN」に移転すると発表した。
新しい東京オフィスは完全にフリーアドレスとなり、社員間はもちろん、社外の人々ともより気軽に会話が創出されるスペースも開設される予定。
社員に柔軟に働ける環境を提供すると同時に、様々な部門間の自発的なつながりやコラボレーションを促進し、多様性を受容し活用することで、個人と組織のパフォーマンスの最大化を図る。
アストラゼネカは、引き続き労働環境と条件を向上し、社員の可能性を最大限に引き出す働きがいのある職場を目標としながら、ヘルスケア分野における日本発のイノベーションを加速していく。
同社は、サステナビリティに全世界で取り組んでおり、本年度1月、2025年までに事業活動からの二酸化炭素排出量をゼロとし、2030年までにバリューチェーン全体でマイナスにする Ambition for Zero Carbon を発表した。日本でも既に使い捨てプラスチックの使用を避け、書類をペーパーレス化するなど環境保全に取り組んでいる。
東京の新しいオフィスでは、これらの取り組みを更に推進していく予定。同社は、現在、大阪本社と東京支社に加え、滋賀県米原市に工場を構え、約3000人の社員を擁している。