アルベルト(本社:東京都)は13日、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策本部クラスター対策班に対し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けたビッグデータ分析、アルゴリズム開発のための人的支援を開始すると発表した。
国内で感染が急拡大している新型コロナウイルスの感染拡大防止等に向けたデータ分析及びAIアルゴリズム開発業務において、アルベルトがもつ知見を提供し、政府及び自治体における感染防⽌対策を全面的に支援する。
本年3月31日付で内閣官房、総務省、厚生労働省、経済産業省の連名により、プラットフォーム事業者・移動通信事業者等に対する新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に資するデータの政府への提供を呼び掛けている。
これに伴い、今後様々なデータがクラスター対策班の元に集結することから、「CATALYST(触媒)戦略」の下、産業間のデータシェアリングを推進しているアルベルトがビッグデータ分析業務及びAIアルゴリズム開発業務において支援することで、より正確かつ効率的なデータの利活用を可能とし、感染実態の把握・感染予防対策の検討に貢献する。
政府による新型コロナウイルス感染対策の最前線であるクラスター対策班は、自治体と連携してクラスター感染の早期探知、専門家チームの派遣、感染情報の分析及び感染防止策の検討を担っている。各都道府県との連携のもと、いかに早くクラスター発生を発見し、具体の対策に結び付けるかが大規模な感染拡大を防止するために重要で、そのために日々膨大なデータの分析を実施している。
今後、アルベルトのデータサイエンティストが、クラスター対策班の一員として活動し、新型コロナウ
イルス感染拡大防止に向けたビッグデータの分析等を支援していく。なお、アルベルト のデータサイエンティストは、国家公務員の身分として守秘義務を遵守しながら業務に携わる。
アルベルトは、これまで培ってきたビッグデータ分析の技術及びノウハウを最大限活用し、全世界で大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルスの感染拡大防止に協力していく。