J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスでプレゼンテーション       ヘリオス

 再生医療における新しいアプローチ方法を加速するヘリオスは10日、1月13日~16日まで米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催される「第38回J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンス及びバイオテックショーケース」でプレゼンテーションを実施すると発表した。
 J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスでは、16日の02:30–02:55 (日本時間)に鍵本忠尚代表執行役社長CEOが同社事業戦略等についてプレゼンテーション。また、バイオテックショーケースでは、14日の07:00–07:30(日本時間)にRichard Kincaid執行役CFOが登壇する。なお、同プレゼンテーションの模様はサイト(https://jpmorgan.metameetings.net/events/hc20/sessions/30294-healios-k-k/webcast)で公開される。プレゼンテーション資料はカンファレンス終了後、同社ホームページで掲載する。
 日本における 体性幹細胞再生医薬品による治療は、商用化が加速化している。こうした背景の中、ヘリオスは、業界をリードする他家iPS 細胞を用いた次世代技術の開発を推進する、再生医療における独自戦略を掲げている。
 同社の体性幹細胞再生医薬品候補の「HLCM051」は、脳梗塞急性期患者を対象に有効性及び安全性を検討するP2/3相試験を国内で実施している。また、肺炎を原因疾患とする急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を対象にした有効性及び安全性を検討する第Ⅱ相試験も日本で実施中。
 また、「HLCM051」は、世界に先駆けて日本で申請される革新的な医薬品・医療機器・体外診断用医薬品・再生医療等製品を厚生労働省が承認審査で優遇する「先駆け審査指定制度」の指定を受けている。
 同時にヘリオスは、患者の免疫細胞に認識されないiPS細胞(ユニバーサルドナーセル)を開発している。同技術は、同社がこれまで取り組んできました眼科領域、次世代がん免疫療法、臓器原基技術を用いた臓器再生分野への活用を予定している。

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