浅井ゲルマニウム研究所(本社:神奈川県川崎市)は5日、同社が製造・販売する有機ゲルマニウム化合物の「アサイゲルマニウム」が、日本健康・栄養食品協会の「健康食品の『安全性自主点検』認証登録制度」に認証登録されたと発表した。
ゲルマニウムは、様々な生理活性を持ち、医薬品GLPに準じた数多くの毒性試験等を実施し、安全性を確認した上で健康食品や化粧品の原料として広く利用されている。
アサイゲルマニウムは、浅井ゲルマニウム研究所が日本健康・栄養食品協会の「健康食品の『安全性自主点検』認証登録制度」に申請し、本年11月22日に認証登録された。
同制度は、健康食品・サプリメントの原材料及びその製品の安全性について、厚労省の支援を受けた第三者(有識者)が評価し、認証・登録するもの。
原材料または製品の設計(食経験、文献検索、毒性試験などによる1日摂取目安量の科学的根拠)、製造工程管理、健康被害情報の収集と対応等により審査される。
ゲルマニウムに関しては、過去に二酸化ゲルマニウム(無機ゲルマニウム)及び、有機ゲルマニウムであると偽って販売された二酸化ゲルマニウムによる健康被害が発生した。
そのため厚労省は、行政関係者へ「ゲルマニウムを食品の原材料として使用する場合は、予めその長期健康影響等安全性を確認して使用するよう指導する」通知(昭和63年10月12日発 衛新第一二号)を出している。
今回のアサイゲルマニウムの同制度認証登録を受け、浅井ゲルマニウム研究所は、「インターネット、その他国内外における“ゲルマニウムは人体に有害”との誤った情報に対して根拠を持って是正し、消費者にも正しい情報提供が可能になる」と指摘。
さらに、「有機ゲルマニウムの輸入・販売を禁止している国に対しても輸出できる可能性が拓けるなど、健康食品市場において唯一安全性が認められた有機ゲルマニウムとして、アサイゲルマニウムの認知と利用拡大に寄与するものと期待している」とコメントしている。