米国感染症学会週間でセフィデロルP3結果等20演題発表     塩野義製薬

塩野義製薬は、10月2~6日に米国 ワシントンDCで開催される米国感染症学会週間「Infectious Disease Week 2019(IDWeek 2019)」で、セフィデロコルの肺炎患者を対象としたP3試験(APEKS-NP)結果の口頭発表を含む計20の発表を行う。
 セフィデロコルは、新規の作用機序を有す開発中の抗菌薬で、多剤耐性菌を含むグラム陰性菌の外膜を効果的に通過して抗菌活性を発揮するシデロフォアセファロスポリンとして注目されている。
 IDWeek2019では、セフィデロコルの、グラム陰性菌による院内肺炎・呼吸器関連肺炎・医療ケア関連肺炎に罹患した成人患者を対象に実施したP3試験(APEKS-NP)及び他の試験結果、また多剤耐性菌感染症の発生状況について調査した結果を発表する。
 また、新規の作用機序を有し、1回の経口投与で効果を発揮する抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」についての発表も行う。
IDWeek2019で予定している発表には、同社で実施した試験の他に外部研究機関で実施された試験も含まれている。

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