研究・開発の窓

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製薬企業ニーズに応える国産生体模倣システムを製品化し、日本発の創薬を支援 筑波大学 生命環境学群 伊藤弓弦教授(生命地球科学研究群 生命環境系)

動物実験では問題がなかったにもかかわらず、治験では重篤な副作用が発現することがある。データ蓄積の乏しい新たな創薬モダリティでは特にその傾向が強く、前臨床段階で毒性や有効性を精緻に予測する技術の開発が求められている。 筑波大学の伊藤弓弦教授を...
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フルキンチニブ 既存のmCRC対象国際共同P3試験結果と日本人コホートの一貫性を確認 武田薬品

武田薬品は23日、フルキンチニブの治療抵抗性の転移性大腸がん(mCRC)を対象とした国際共同P3相FRESCO-2試験における日本人コホートを対象とした解析結果について、試験集団全体と日本人患者は一貫した結果を示したと発表した。UTCHME...
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sotatercept 肺動脈性肺高血圧症成人患者対象のP3試験で好結果 MSD

MSDは22日、開発中の新規アクチビンシグナル伝達阻害剤(生物学的製剤)のsotaterceptについて、肺動脈性肺高血圧症(PAH、WHO Group 1)成人患者を対象とし、安定した用量で実施中の基礎療法との併用療法を評価したP3相ST...
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ウパダシチニブ 中等症~重症成人クローン病治療薬でCHMPが肯定的見解 アッヴィ

アッヴィは17日、ウパダシチニブについて、中等症から重症のクローン病を有する成人患者の治療薬として欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品委員会(CHMP)より肯定的見解を取得したと発表した。 対象は、既存治療または生物学的製剤で効果不十分、効果...
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タンニンのタンパク質凝集モデルの作成に成功 岐阜大学応用生物科学部

ポリフェノール健康効果の解明や新しいサプリメント開発に期待 図1 タンニンの謎 -どの様にタンパク質に作用するのかー  岐阜大学応用生物科学部山内恒生助教のグループは9日、タンニンのタンパク質凝集モデルの作成に成功したと発表した。 タンニン...