研究・開発の窓 製剤設計の効率化をめざし、製剤の特性をレオロジーで数値化する指標を提唱 静岡県立大学薬学部 近藤啓教授(創剤科学分野) レオロジー(流動学)は物体の粘性や弾性を研究する学問である。固体(弾性体)に外力を加えると変形するが、内部から反発力(応力)が生じて、外力を除くと元の形状に戻ろうとする。液体(粘性体)では応力が生じず、外力を除いても元の形状には戻らない。医... 2024.05.27 研究・開発の窓
研究・開発の窓 糖尿病黄斑虚血治療薬候補「BI764524」 P1/2a国際臨床試験で好結果 ベーリンガーインゲルハイム ベーリンガーインゲルハイムは17日、糖尿病黄斑虚血(DMI)の治療薬候補「BI764524」について、同剤を評価する初の試験であるP1/2a相臨床試験(HORNBILL試験)において良好なデータを得たと発表した。同試験でBI764524は、... 2024.05.21 研究・開発の窓
研究・開発の窓 細胞1000万個に複数タンパク質を「高効率」「高生存率」導入可能なナノ注射器開発 早稲田大学三宅丈雄教授らの研究グループ がん治療やNMR解析などの細胞応用に利用 三宅氏 早稲田大学大学院情報生産システム研究科の三宅丈雄教授、理化学研究所生命機能科学研究センターの美川務専任研究員らの研究グループは、1000万個の細胞に複数タンパク質を「高効率」「高生存率」導... 2024.05.21 研究・開発の窓
研究・開発の窓 ゾコーバ グローバルP3試験でも優れた抗ウイルス効果や良好な症状改善傾向確認 塩野義製薬 塩野義製薬は13日、新型コロナ経口治療薬「ゾコーバ」について、グローバルP3相無作為化プラセボ対照二重盲検比較試験(SCORPIO-HR 試験)においても、日本、韓国、ベトナムで実施したP2/3試験SCORPIO-SR試験同様に「優れた抗ウ... 2024.05.13 研究・開発の窓
研究・開発の窓 片頭痛予防治療薬「atogepant」 P3試験で長期安全性や有効性裏付け アッヴィ アッヴィは9日、慢性片頭痛または反復性片頭痛予防治療薬「atogepant」について、P3試験で長期安全性および有効性を裏付ける最新データを取得したと発表した。経口投与における長期の安全性および忍容性を評価する進行中のP3相、非盲検、156... 2024.05.13 研究・開発の窓