団体・企業

さらなる有効性・安全性データ収集によりゾコーバ育薬に尽力 塩野義製薬手代木会長兼社長CEO

手代木氏 塩野義製薬の手代木功会長兼社長CEOは24日、東京都内で開かれた「COVID-19説明会」で会見し、22日に緊急承認された新型コロナ経口治療薬ゾコーバについて、「ゴールではなく、単にスタートラインに立ったところである」と強調。その...
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GARDPと化合物ライブラリ(5万化合物)を提供する契約締結 田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は24日、GARDPと同社が所有する化合物ライブラリ(5万化合物)をGARDPに提供する契約を締結したと発表した。同契約は、薬剤耐性菌に対する新規抗菌薬の創製を目的としたもの。 抗菌活性を評価するスクリーニングは、韓国パスツール...
団体・企業

新型コロナワクチン「S-268019」 国内製薬企業として初の製造販売承認申請 塩野義製薬

塩野義製薬は24日、開発中の新型コロナワクチンについて、日本国内での製造販売承認申請を行ったと発表した。国内製薬企業が開発した新型コロナワクチンの承認申請は、今回が初めて。適応症は、成人における、初回免疫(1回目、2回目接種)および追加免疫...
新薬情報

「ゾコーバ」の緊急承認でアフターコロナへの道筋確立 神農祭市民公開講座で森下竜一阪大教授が強調

森下氏 神農祭本宮の23日、大阪・道修町の神農祭市民公開講座(無観客、後日YouTube配信)が開催され、森下竜一大阪大学大学院医学系研究科寄附講座教授が、「アフターコロナと2025大阪・関西万博」をテーマに講演した。 森下氏は、「塩野義製...
研究・開発の窓

ヒト手術残余検体を用いた消化管の薬物吸収評価系を確立する 北里大学薬学部 前田和哉教授(薬剤学教室)

経口薬を開発する上で、消化管からの薬物吸収性を評価することは極めて重要だ。しかし、これまで、創薬の過程において繁用されるin vitro実験系は大腸がん由来の細胞株を用いたものであり、実際に薬物吸収が行われる部位である小腸の正常細胞は用いら...