研究・開発の窓

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キイトルーダ 頭頸部扁平上皮がん周術期治療P3試験で主要評価項目の無イベント生存期間達成 MSD

MSDは12日、抗PD-1抗体「キイトルーダ」について、切除可能な局所進行頭頸部扁平上皮がん(LA-HNSCC)に対する周術期治療として、主要評価項目である無イベント生存期間(EFS)を達成したと発表した。 Ⅲ期またはⅣA期と新たに診断され...
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ライブイメージングを駆使した脳の神経回路研究を疾患の治療につなげたい 国立精神・神経医療研究センター 小山隆太氏(神経研究所 疾病研究第二部 部長)

マイクログリアが異常なシナプスを貪食する  脳神経系はニューロン(神経細胞)とグリア細胞で構成される。かつては、神経ネットワークで中心的な役割を担うのはニューロンであり、グリア細胞は脇役と考えられてきたが、近年ではグリア細胞の研究が進み、シ...
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ミリキズマブ 潰瘍性大腸炎・クローン病で数年間に渡る持続的有効性・安全性データ報告 イーライリリー

イーライリーは12日、ミリキズマブについて、複数年にわたる二つのP3試験結果において潰瘍性大腸炎とクローン病で唯一の IL23p19拮抗薬として数年間にわたる持続的有効性・安全性データを示したと発表した。 同試験結果において、ミリキズマブに...
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グロビン蛋白分解物「メタップ」 飲酒する人、中性脂肪が高めの人の肝臓保護効果確認 ロート製薬

ロートグループのエムジーファーマ(本社:大阪府茨木市)は、同社独自素材であるグロビン蛋白分解物「メタップ」について、臨床試験において新たに中性脂肪が高めの人、飲酒する人の肝臓保護効果があることを確認した。 健常域で肝機能マーカーがやや高めの...
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産児のRSウイルス感染症予防モノクローナル抗体「クレスロビマブ」 P2b/3試験で感染症発生率・入院率を有意に低下 MSD

MSDは7日、開発中の抗RSウイルスモノクローナル抗体「クレスロビマブ」(MK-1654)について、P2b/3相試験(MK-1654-004)において健康な早産児および正期産児のRSウイルス感染症の発生率と入院率を有意に低下させたと発表した...
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21価肺炎球菌結合型ワクチン「CAPVAXIVE」 P3試験で炎球菌感染症高罹患リスク成人において良好な免疫応答 MSD

MSDは7日、21価肺炎球菌結合型ワクチン「CAPVAXIVE」について、P3試験(STRIDE-8試験)において肺炎球菌感染症の罹患リスクの高い成人において良好な免疫応答を示したと発表した。同試験結果は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで...