塩野義製薬は11日、日本証券アナリスト協会がディスクロージャー(企業情報開示)の促進と向上を目的とする「証券アナリストによるディスクロージャー優良企業選定」で、2019年度(第25回)医薬品部門の第1位に選定されたと発表した。同社の受賞は、2017年度、2018年度に続き3年連続3回目になる。
今回の受賞において塩野義製薬は、「経営陣のIR姿勢等」の項目で、市場との対話を重視する経営陣のIR姿勢に対し、高い評価を得た。
「フェア・ディスクロージャー」の項目では、投資家にとって重要と判断される事項の遅滞のない公平な開示に対し、高い評価を受けた。
また、全般的に財務情報と非財務情報を統合し、中長期的な企業価値の向上につながる開示に積極的に取り組んでいることも高く評価された。
塩野義製薬は「創薬型製薬企業として社会とともに成長し続ける」をビジョンに掲げ、同社の持続的な成長が社会の持続的な成長に繋がるよう、常に株主・投資家をはじめ、顧客、地域社会、従業員など同社を取り巻く全てのステークホルダーと「最適なバランス」をもって接し続けていくことを目指している。
同社は、今後も、企業価値の更なる向上につながるステークホルダーとの対話を継続するため、高水準のディスクロージャーの継続改善に向けた努力を続けていく。