ルミラ・ダイアグノスティクス・ジャパンは19日、新型コロナウイルス抗原検査薬「ルミラ・SARS-CoV-2 Agテスト」が製造販売承認を取得し、同日、保険適用されたと発表した。同薬は、2月1日より発売する。
「ルミラ・SARS-CoV-2 Ag テスト」は、マイクロ流体免疫蛍光法を用いて、症状のある患者の鼻咽頭ぬぐい液又は鼻腔ぬぐい液に含まれる新型コロナウイルス感染症の原因ウイルスであるSARS-CoV-2 抗原を12分以内に検出する。
鼻腔ぬぐい液は、鼻咽頭ぬぐい液に比べ患者への侵襲性が低く、医師あるいは医療従事者の管理下での患者による自己採取も可能なため、医療従事者の暴露リスクの低減が期待できる。
また、同検査薬に用いる専用測定機器の「ルミラ 測定機器」は、小型で持ち運び可能で、医療機関のみならず様々な場所で測定できる。
「ルミラ・SARS-CoV-2 Ag テスト」は、昨年8月18日にFDAから緊急使用許可(EUA)の承認を取得し、8月28日には欧州でCEマークを取得しており、既にアメリカ、EU、アフリカで販売されている。
ルミラ・SARS-CoV-2 Ag テストストリップ、ルミラ測定機器の概要は次の通り。