「PRIDE指標2025」で3年連続ゴールド認定獲得 BMS

 BMSは17日、職場における性的指向・性自認に関する取り組みを評価する「PRIDE指標2025」において、すべての指標を満たす「ゴールド」認定を3年連続で、さらに今年度初めて「レインボー認定」も獲得したと発表した。
 「PRIDE指標」は、work with Prideが策定した日本で初めてのLGBTQ+に関する企業・団体の取り組みを評価する指標で、Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)の5つの観点で評価される。
 また、「レインボー認定」は、企業単独の取り組みを超え、国・自治体・学術機関・NPO/NGOなどとの協働を推進する企業・団体を評価する制度である。
 BMSは、「人財こそが最大の財産」という理念のもと、性別、国籍、年齢、性自認、性的指向など多様な個性を尊重し、誰もが自分らしく働ける職場環境の構築に取り組んでいる。
 例えば、家族の定義を広げた福利厚生制度の導入、社員のボランティアによるリソースグループ「PRIDE Alliance」を通じた社内啓発活動、安全で居心地の良い空間について学ぶSafe ZoneトレーニングやI&D Monthの開催など、包括的な施策を展開している。
 さらに、今回の「レインボー認定」は、BMSが社外との協働を積極的に推進してきたことが評価された結果である。同社は、製薬企業7社による業界横断的な取り組み「Pharma Ally Japan」への参加や、LGBTQ+の理解促進と支援を目的とした「プライドハウス東京」への協賛を通じて、社会全体でのインクルージョン推進に貢献している。

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