「在宅医療のこどもたち 応援定期預金」応援先の大阪母子医療センターに寄付金贈呈 大和ネクスト銀行

左から大阪母子医療センター副院長樋口氏、大和ネクスト銀行 代表取締役社長 下村氏

 大和ネクスト銀行は、「在宅医療のこどもたち 応援定期預金」の応援先である大阪母子医療センターに寄付金を贈呈した。大和ネクスト銀行の応援定期預金は、預金を通じて、様々な分野でがんばる人たちを大和ネクスト銀行と一緒に応援するもの。顧客の預入れ残高に一定割合を乗じた金額を、顧客が選んだ団体・活動に大和ネクスト銀行が寄付する仕組みになっている。
 大阪母子医療センターは、大阪南部にある周産期と小児医療の専門病院だ。大阪府医療的ケア児支援センターが設置されており、人工呼吸器をはじめとする高度な医療的ケアを在宅で必要とする多数の小児患者の診療と支援を行っている。
 この程開かれた寄付金贈呈式では、大阪母子医療センターの樋口副院長が、「寄付金をいただきありがたい。いただいた寄付金は、医療的ケア児やそのご家族等のサポートのために使わせて貰う。今後ともご支援よろしくお願いしたい」とあいさつ。

 その後、本年4月に提供した寄付金で購入された医療的ケアを練習する人形が披露された。医療的ケアを必要とする子供は増加しており、特に、人工呼吸器を使用しながら自宅や地域で生活している子供の数は、過去10年でほぼ10倍に増えている。このため、家族や介護者のみならず、保育園、幼稚園、学校、診療所、地域活動に携わる人々にとっても医療的ケアの練習機会がますます必要となっている。
 今回購入された人形は、実際のケアで使用する医療用具が体内のどの位置にどのように挿入されるかを視覚的にイメージしやすい設計となっている。

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