内服薬の渡し間違い、渡し忘れを防止する「誤薬防止カート」発売 サカセ化学工業

 医療機関向けのキャビネットやカートを製造・販売するサカセ化学工業は、トゥーワン誤薬防止システム(MEPS21SK)を搭載し、対象患者への内服薬の渡し間違い、渡し忘れ等のリスクを低減できる誤薬防止カートを発売した。
 誤薬防止カートは、リストバンド等のバーコードまたは手のひらの静脈認証により、看護師、患者の識別する。常時ロックされた引出しは、2つの認証情報が一致した時、対象患者の物のみが開放される仕組みになっており、与薬時の患者誤認を防止できる。
 また、上部に設置されたタブレットで、患者様の情報を確認できるほか、服薬状況をその場で記録し配薬の履歴管理が可能である。誤薬防止カートは、配薬作業の負担を軽減すると共に、看護師、患者の誤薬リスクを低減する。

 サカセ化学工業は、医療機関向けのキャビネット、カートを主力商品とし、全国の多くの病院で採用されている。これまでヘルスケア市場で培った技術とノウハウ、医療関係者、患者様目線のモノづくりにより高耐久性、高品質を実現。誤薬防止カートは、機能性や操作性にも優れ、安全に安心してご使用できる商品となっている。


  

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