「カラダ測定ポッド」でタニタの体組成計測技術活用
健康総合企業のタニタ役は、2025大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」にスペシャルパートナーとして技術協力する。
同パビリオンのメインプログラム「リボーン体験」の中核となる「カラダ測定ポッド」にタニタの体組成計測技術を提供。手のひらをタッチするだけで筋肉量や体脂肪率などの体組成を計測できるのに加え、同時に握力を推定する新技術も盛り込み、同パビリオンにおける未来の健康づくり体験をサポートする。
「大阪ヘルスケアパビリオン」では「REBORN(生まれ変わり)」をテーマに、子どもから大人まで楽しみながら「いのち」や「健康」、「ミライの都市生活」を感じられる展示体験ができる。その中でメインとなるプログラムが未来の自分と出会う「リボーン体験」だ。
「カラダ測定ポッド」で健康データを計測し、この健康データを基に生成された25年後の自分の姿を見ることができる。タニタは両手から電流を流して体組成を計測するプロフェッショナル仕様の体組成計をベースとしたセンシングデバイスを「カラダ測定ポッド」に提供。同ポッドの計測パネルに手のひらをタッチするだけで、健康データを構成する一要素である体組成を計測できる。
また、タニタ独自の体組成計測技術である「4C Technology」を応用し、計測した体組成データから握力を推定できるようにした。これにより、誰でも手軽に体組成と握力を測れる未来の計測環境を実現した。
タニタは1992年に世界初の乗るだけではかれる体脂肪計を開発して以来、体組成計測のパイオニアとして計測技術の向上と新たな健康指標の創出に取り組んできた。
今回、「大阪ヘルスケアパビリオン」に提供する技術は、タニタがこれまで培ってきた「健康をはかる」技術の集大成といえるもの。同社は、「大阪ヘルスケアパビリオン」での体験を通して「健康をはかる」ことの大切さを体感してもらい、タニタが掲げるスローガンである「Healthy Habits for Happiness」の実践を提案していく。