武田薬品は15日、work with Prideが策定するPRIDE指標2024において、最高評価の「ゴールド」を4年連続で獲得するとともに、「レインボー認定」を受けたと発表した。
4年連続でのゴールド獲得は、企業理念に基づく当社の多様性、公平性&包括性(Diversity, Equity & Inclusion)の取り組みに対して評価されたもの。
また、自社単独の取り組みでできる範囲を超え、あらゆる方々と協業し、セクシュアルマイノリティが自分らしく働くことのできる職場・社会の実現に向けてコミットする企業を表彰するレインボー認定を初めて受賞した。
今回のPRIDE指標ゴールドの獲得、ならびにレインボーの認定は、次の会社および従業員主体の活動が評価された。
◆会社主体の活動
LGBTQ+インクルージョン促進のためのプログラムや施策に加えてタケダは、従業員の多様なニーズに応えるため、福利厚生における「配偶者」の定義を同性パートナーや事実婚パートナーにも拡大し、従業員のライフスタイルの多様な現実に合わせた福利厚生を提供している。
これらの取り組みは、すべての従業員が、自分らしくいられる環境を作り上げ、多様な働き方を理解し支援する職場環境の構築に向けたタケダの取り組みを表すものとなる。
また、一人ひとりが自分の可能性を引き出し、お互いの個性を認め合う、多様性にあふれた先進的な組織を築くという同社の約束とも一致している。
(主な活動)
・採用担当者向けDE&I研修実施
・就職時のエントリーシートの性別欄記載への配慮(男女以外の回答項目を設けている)
・東京グローバル本社ビル、大阪本社ビルおよび大阪工場への誰でも使用可能なユニバーサルトイレの設置
・イントラネットによるコミュニケーション窓口設置および従業員への情報提供
・従業員を対象としたレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティ(LGBTQ+)や性的指向と性自認(SOGI)理解促進を目的とした研修実施
◆従業員主体の活動:タケダ従業員ネットワーク(TRG)の1つであるTAKE PRIDE Japanが実施
・東京レインボープライド2024へブース出展し、900名以上の方へのアンケートを通じた当社DE&I活動紹介
・10月に開催された大阪レインボーフェスタ!2024においてもブース出展し、当事者の職場環境に関するアンケートを通じ、より良い職場環境を醸成すべく活動
・同業他社の従業員ネットワークであるPharma Ally Japan(7社:ブリストル・マイヤーズ スクイブ、日本イーライリリー、グラクソ・スミスクライン、ノバルティス ファーマ、ファイザー、武田薬品、ヴィーブヘルスケア)の集いを通じた業界全体のDE&I推進活動
「わたしたちは、製薬企業として患者さんや医療関係者に貢献しつつ、 すべての人がありのままに生きることを尊重するとともに、その環境醸成に取り組んでまいります」を共通のビジョンとして活動
・異業種を含む従業員ネットワークを通じた日本社会全体へのDE&I推進活動(企業名非開示)
・LGBTQ+やSOGI理解促進を目的とした報道記事紹介
・映画紹介・グッズの社内配布