日本生化学会2025年度「早石修記念 海外留学助成」対象者決定 小野薬品

 小野薬品は15日、2025年度「早石修記念海外留学助成」対象者として石村亮輔氏(順天堂大学医学部生理学第二講座)ら6名を選出したと発表した。助成金額は総額4000万円。
 同社は、日本の生化学会に多大貢献した故早石修名誉会員(2015年12月17日逝去)の国内外における功績を記念して設立された日本生化学会の事業「早石修記念 海外留学助成」に対し、2017年度より支援を行っている。
 2025年度「早石修記念海外留学助成」には88名が応募し、日本生化学会 留学助成審査会における選考の結果、次の 6名を選出した(敬称略、カッコ内は所属と研究課題)。

◆石村 亮輔(順天堂大学医学部生理学第二講座、翻訳後修飾特異的ナノボディの開発)、
◆小川 基行(順天堂大学薬学部生体応答情報学、細胞系譜追跡を用いた組織恒常性維持機構の理解)
◆村上 千明(千葉大学国際高等研究基幹生体機能化学研究室、ジアシルグリセロールリン酸化分子機構の新機軸 -新発見のPLCと膜曲率の影響の評価-)
◆八木正樹(ハーバード大学、マサチューセッツ総合病院ヒストン変異誘導マウスを用いたヒストン修飾の生理学的意義の解明)
◆栁川 恭佑(大阪大学大学院医学系研究科遺伝学教室・循環器内科学教室、臓器間コミュニケーションにおける細胞外小胞の役割)
◆綿村 直人(University College London Dementia Research Institute 次世代型マウスモデルを用いた時空間的一細胞解析によるタウオパチー発症機構の解明)
* 所属は応募時点(2024年7月26日)でのもの。

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