日本糖尿病財団は、ベーリンガーインゲルハイム研究助成プログラムの募集を、7月1日よりスタートした。同のプログラムには、日本ベーリンガーインゲルハイムが資金提供を行っている。
ベーリンガーインゲルハイム研究助成プログラムは、糖尿病研究のより一層の発展に貢献することを目的に設立された。募集研究テーマは年度毎に検討され、本年度の募集テーマは、「高齢者糖尿病(認知症・サルコペニア・フレイルを中心として)に関する基礎的または臨床的研究(日本ベーリンガーインゲルハイムの製品に関する臨床研究は除く)」である。
同プログラムへの応募資格者は、応募締切日の年齢が45歳以下の日本国内に在住する研究者であり、所属する施設の施設長からの推薦が必要である。ただし、①昨年度、当財団から助成を受けている方、及び本年度の同時募集研究助成との重複応募は不可、②同一研究室から複数の応募があった場合、いずれも不可となる。
推薦者は施設長(学長・学部長・病院長・研究所長)とし、1施設、1推薦者から原則として1件である。
応募期間は2024年7月1 日から 8月30日まで、選考は日本糖尿病財団選考委員会が実施し、理事会により最終決定される。年間助成件数は3~5件で、研究課題1件につき180~300 万円を助成する。
助成プログラムへの詳しい応募方法および申請書の取得は、日本糖尿病財団のホームページから確認できる。http://www.j-df.or.jp/grant.html