LGBTQ取組評価の「PRIDE 指標」で4年連続「ゴールド」受賞 住友ファーマ

 住友ファーマは7日、職場における LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クイア/クエスチョニング)などの性的マイノリティに関する取組を評価する「PRIDE 指標 2023」において、最高評価の「ゴールド」を受賞したと発表した。同社は2020年から4 年連続で「ゴールド」を受賞している。
 「PRIDE 指標」は 2016 年に日本初の職場における LGBTQ への取組の評価指標として、任意団体「work with Pride」が策定した。同指標は LGBTQ の人々が誇りをもって働ける職場の実現を目指して「PRIDE 指標」という名称で、①Policy (行動宣言)、②Representation (当事者コミュニティ)、③Inspiration (啓発活動)、④Development (人事制度・プログラム)、⑤Engagement/Empowerment (社会貢献・渉外活動)の5 つの評価指標によって評価される。
 住友ファーマは、「行動宣言」における「実践の手引き」に、性的指向、性自認に関する差別的言動を行わないことを明記している。特に、近年は、役職者を含む全従業員を対象に、LGBTQ への正しい知識の習得とLGBTQへの理解促進を目的とした研修やセミナーを開催している。
 また、多様なセクシュアリティに関する相談窓口を設置するほか、LGBTQの理解者・支援者である ALLYの輪を広げるために同社オリジナルのALLYステッカーの配布等、ALLY を増やす活動にも取り組んでいる。
 同社は、全ての従業員が互いの考え方や価値観の違いを理解し認め合うことによって、LGBTQの人々を含めたすべての従業員が最大限に能力を発揮できるよう、引き続き取組を進めていく。

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