ロート製薬は26日、昨年8月31日に全国拡大し発売を開始した「メラノ CC ディープクリア酵素洗顔」が売上金額20億円を突破し、美容液に続くヒット商品になったと発表した。
同品は、シミ予防だけでなく、ニキビ跡や肌荒れへのうるおいケアなど、肌悩みへの効果を期待いただいているメラノCCブランドから、ロート製薬独自の技術で、毛穴悩みを簡単ケアできるチューブタイプの酵素洗顔として開発。
発売直後から多くの反響を呼び、メラノCCブランドにおける、新たなヒット商品として注目されてきた。好評に伴いブランド売上金額が前年比約1.8倍に伸長した。
メラノ CC ディープクリア酵素洗顔は、美白美容液市場5年連続売上個数 No.1のメラノCCブランドから発売された「毎日の洗顔で毛穴悩みを簡単ケアできるチューブタイプの酵素洗顔」だ。主な特徴は、次の通り。
① 活きたままの酵素を届けるロート独自の技術
一般的なチューブ洗顔よりも水分を極力少なくし、保湿成分を多く配合するロート独自技術を用いることで、保管中の酵素の失活を防ぎ、活きたままの酵素で毛穴ケアができる商品化に成功した。
②酵素×ビタミンC配合
タンパク分解酵素、ビタミンC配合。うるおいを守りながら毛穴汚れや古い角質を除去し、つるんと透明感のある肌へ導く。
③ クレイ配合の吸着泡
毛穴に入り込み効果的に毛穴汚れを絡めとる。
◆福嶋一宏ロート製薬スキンケア製品開発部開発1グループマネージャーのコメント
研究開発者の製剤化へのこだわり
メラノCCは、ビタミンCをキー成分とし、求めやすい価格でありながら、効き目にこだわったシリーズである。毛穴悩みを持つ人は、“酵素”を配合している洗顔でスキンケアすることがあるがが、パウダーやポーションタイプの商品が一般的であった。
だが、簡単にケアできるチューブタイプの製品化ができないかと考え、「メラノ CC ディープクリア酵素洗顔」が誕生した。
1番のポイントは、石鹸成分と保湿剤をバランスよく組み合わせて活きたまま酵素を配合する新技術を発見したことである。
本来、水分は酵素の安定化を邪魔する一方、洗顔製剤を作るのに水分は必要不可欠な存在である。その相反する課題を新技術により解決し、製品化することができた。
また、酵素だけでなく、ビタミンCや、汚れを吸着してくれるクレイを配合している。クレイは、その種類や最適な配合量にもとことん追究を重ね、さっぱりとしながらつっぱらない心地よい洗いあがりを実現できたと思う。
これまでできなかったことに諦めずに挑み、愛用者に喜んでいただけたことは、さらに良い商品を開発するモチベーションになる。今後もメラノ CC ブランドに期待して頂きたい。