勤次郎は9日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人ホワイト500」において、6年連続で認定されたと発表した。同社の各取り組みは、次の通り。
◆健康経営への取り組み
従業員のパフォーマンス指標をプレゼンティーイズムとして、毎回のストレスチェックと同時に定量的に計測している。そのために、ワーク・エンゲイジメント、パルスサーベイなどを用いて定期的にPDCAを回し、最終的な目標をパフォーマンス向上(プレゼンティーイズム向上)としている。組織の活性化、組織間コミュニケーション活性化など、項目毎にマイルストーンを置き施策を作成している。
◆若手社員による「勤次郎元気プロジェクト」で健康経営への取り組みをさらに強化
勤次郎で働く人の運動習慣を向上させたいという想いから「勤次郎元気プロジェクト」は活動している。部門間を越えた20代から30代の若手社員10名で企画から運用を行い、運動の促進により、健康で楽しく、いきいきと働ける環境づくりを目指している。
具体的には、「ヘルス×ライフ」を活用して社員自ら企画・実行する健康イベントを実施している。全社合計歩数は、イベントをしていない前月比で138%、1日当たりの運動時間は 10分/人アップした。毎日運動チャレンジと題して、「プラス一駅歩こう」「階段を使おう」「本気ラジオ体操」といったハードルの低い運動への意識付けを目指し、施策を実施している。
◆「HRM&ヘルス×ライフプラットフォーム」の活用
従業員に対しての健康改善の取り組みとして自社開発システム「ヘルス×ライフ」により従業員の健康データの悪化を早期に発見するサポートしている。
さらに、自社サービス「ケリーオンラインサービスサポート」のサービスで産業医と社内保健師の連携を実現し、面談や措置が必要な場合には遠隔面談ツールを使用しながらシステマティックに面談を実施。従業員の心身の健康増進に役立てている。
◆「働き方改革」&「健康経営」で労働生産性を向上
健康管理ソリューション「ヘルス×ライフ」は、労務管理ソリューションの「Universal 勤次郎」と連携し、健診データ・ストレスチェックデータなどの健康管理データと、労務管理データを統合することで、経営戦略に合わせたHRMを可能にする。
勤次郎では、「働き方改革」&「健康経営」の実現によるワーク・エンゲイジメントと労働生産性の向上をサポートし、人財価値の向上を目指す「HRMオールインワンソリューション」として、顧客の企業価値向上にも貢献していく。