世界初のTRPV1拮抗作用型ドライアイ治療薬「アバレプト」新発売 千寿製薬

 千寿製薬は6日、持田製薬が創製・導出し、同社がドライアイ治療を目的として開発した「アバレプト」について、同日、国内で発売した発表した。薬価は、5mL 1 瓶 577.50円。
 アバレプトは世界で初めてのTRPV1拮抗作用を持つドライアイ治療薬で、TRPV1 を阻害することによりドライアイに伴う自覚症状及び他覚所見を改善すると考えられている。
 千寿製薬が実施した国内P3試験(3-02試験)において、日本で初めてドライアイQOL質問票(DEQS)を主要評価項目として、有効性が検証された。
 アバレプトの適応疾患であるドライアイとは、「様々な要因により涙液層の安定性が低下する疾患で、眼不快感や視機能異常を生じ、眼表面の障害を伴うことがある」と定義されている。
 近年では、高齢化、コンタクトレンズの長期装用、パソコン及びスマートフォン等を用いた Visual Display Terminals(VDT)作業などにより患者数がさらに増加しつつある。

◆伊藤浩三千寿製薬の医薬マーケティング本部長のコメント
 ドライアイは、患者さんの日常生活や生活の質に大きな影響を及ぼす疾患である。千寿製薬は常に患者さんの立場に立ち、患者さんが困っている目の乾きや不快感といった“つらさの実感”に向き合ってきた。
 アバレプトは、早期の自覚症状改善を通じて、治療に新たな価値を提供することを目指して開発された。アバレプトが、患者さん一人ひとりの日常をより快適なものに変える一助となることを期待している。

◆松末朋和持田製薬常務執行役員事業開発本部長のコメント
 創製から長い年月をかけて研究を進めてきたTRPV1拮抗薬が、千寿製薬の開発努力により、世界初のTRPV1拮抗作用を持つドライアイ治療薬として上市されることを大変嬉しく思う。
 アバレプトがドライアイでお困りの多くの患者さんの症状改善に役立つことを願っている。

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