価値創造サイクルを力強く回すために貢献を 入社式で住友ファーマ木村社長が訓示

 住友ファーマは1日、入社式を開催し、木村徹社長が訓示を述べた。今年は、R&D 本部、サプライチェーン本部、信頼性保証本部、営業本部、本社組織、RACTHERA、S-RACMO に、合計32名の新入社員及びキャリア入社を迎えた。木村氏の訓示内容は、次の通り。

木村氏

 当社は 2 年前、経営危機に陥ったが、全社一丸となりV字回復を遂げた。2025 年5月に発表した3年間の活動計画「Reboot 2027-力強い住友ファーマへの再始動-」で掲げた目標は、初年度の 2025 年度にしてほぼ達成した。
 この成果を踏まえ、我々は目標をさらに更新し、本年3月に2026年度から2028年度までの経営指針「Boost 2028 -力強い住友ファーマの加速-」を公表した。
 2026年は、まさに再建フェーズから成長フェーズへ移行する重要な年である。オルゴビクス、ジェムテサの米国売上は好調で、益々の成長が見込まれる。その次の製品群として、オンコロジー領域の エンゾメニブやヌビセルチブが注目されている。それぞれブロックバスター候補として期待されており、今年は重要なマイルストンを迎える。
 さらに、新しいテーマも続いている。アムシェプリは、iPS 細胞由来の再生・細胞医薬品として世界初の承認(条件及び期限付承認)を取得した。これは、我々自身の目指すグローバルスペシャライズドプレーヤー(GSP)の実践例と言える。当社では、一人ひとりが専門性を磨き、覚悟をもって挑戦すれば、未来を動かすことができる。
 我々はこの理想を目指して、価値創造のサイクル―研究開発が知を生み、それを形にして患者さんに届け、その成果が次の研究投資へつながる大きな循環―を回すことが必要である。皆さんは、ぜひ自分は何ができるかを考え、サイクルを力強く回すための貢献ができるようになって頂きたい。
 我々は再建によって、選び抜いた領域に力を集中させている。今は、強みを徹底的に磨く段階である。だからこそ、皆さんが活躍できる場は、山のようにある。どの山に挑むかを見出し、進むのは皆さん自身である。これから数多くの挑戦をされ、大きく成長をされることを願っている。一緒に頑張っていこう。改めて、入社おめでとう。

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