ニプロファーマは21日、ニプロファーマの製造工場である「埼玉第2工場(埼玉県春日部市)」および「羽生工場(埼玉県羽生市)」の三笠製薬への譲渡に向け、基本合意書を締結したと発表した。今後は、3月に最終契約書を締結し、10月に事業譲渡する予定である。
今回の三笠製薬との基本合意は、製造体制を総合的に見直し、ニプロファーマの主力剤形である注射剤および経口剤に経営リソースを集中させるため、パップ剤・テープ剤・外用液剤の工場である埼玉第2工場および羽生工場を三笠製薬へ譲渡する結論に至ったもの。
ニプロファーマは、国内外の製薬企業から注射剤・経口剤・外用剤を中心に多種多様な製品の受託製造からニプロが販売するジェネリック医薬品の製造、高活性製剤・キット製品などの高付加価値製剤の製造まで広く手がけている。
一方、三笠製薬は、1945年の創業以来、一貫してパップ剤、テープ剤、スチック剤等の外用消炎鎮痛剤の分野を中心に医薬品製造販売に努めてきた。三笠製薬としては今後も当該分野に注力していく方針で、今回、一層の生産能力の向上、広域での BCP 対策を同時に進める観点から、ニプロファーマの埼玉第2工場および羽生工場を譲り受けることに向けて基本合意した。

