がんと闘うCAR T細胞療法経験患者の声を届ける“パペットムービー“公開 BMS

 ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は14日、CAR T細胞療法を経験した患者・家族、医療従事者が率直な思いを語る初のパペット動画『生きる形、CAR TALK』(https://www.bms.com/jp/patient-and-caregivers/cartalk.html)を公開したと発表した。
 同動画は、CAR T細胞療法を検討している患者や家族が抱える不安や悩みに寄り添い『ひとりではない』と感じられる安心感の提供を目的としたもの。
 CAR T細胞療法は、患者自身のT細胞に特別な遺伝子(CAR)を加えることで、がんと闘う力を持たせ、再び体内に戻す革新的な治療法だ。
 治療経験者のリアルな声を通じて、治療選択や医療従事者とのコミュニケーションの参考となる情報を提供し、つながりの場を創出していく。
 『生きる形、CAR TALK』では、出演者が「パペット」として登場するユニークな演出を採用。顔を出すことでは語りにくい心の奥にある思いや体験も、パペットを介することで自然に表現できるよう、そんな願いが込められている。
 また、会話の内容に合わせてパペットが表情豊かに動き、出演者の気持ちをよりリアルに伝える視覚的な演出が加わっている。
 CAR T細胞療法は、一度の治療で、持続的な効果や生存期間の延長の可能性などが報告されており、治療の選択肢が限られた患者さんにとって大きな希望となっている。その一方で、治療を受けられる施設や情報が限られているため、不安や疑問を抱える方も少なくない。
 『生きる形、CAR TALK』は、実際に治療を受けた人や家族、医療従事者のリアルな声を通じて、治療選択や周りの方とのコミュニケーションなど、患者の新たな一歩を後押しするサポートコンテンツ。
 MCは、NPO法人がんノート代表理事の岸田徹氏。20代で2度の希少がんを経験し、多様な治療を受けた自身の体験も元に、出演者に寄り添いながらリアルな声を丁寧に引き出している。
 がん経験者の想いや背景に丁寧に向き合い、時にユーモアを交えながら発信してきた岸田氏ならではの進行が、同動画に温かみをもたらしている。

◆岸田氏のコメント;
 今回の動画ではパペットという形だからこそ、出演者の皆さんが”胸の奥の想い”を自然体で語れる空気が生まれたと思う。
 私自身も、普段は”人間の姿”ですが、パペットを通じて、みなさんと治療の経験や悩みを同じ目線で話すことができた。
 視聴者の皆さんには、パペットたちの温かいやりとりを通じて治療を考える際のヒントを見つけるなど、『ひとりじゃない』と感じていただければ嬉しい。
 現在、3つのエピソードが公開中で、今後も新エピソードを追加予定である。ぜひご視聴いただき、治療を検討される方やご家族の支えとなれば幸いである。

公開動画
ep.1「患者さんと医師で、ともに挑んだCAR T細胞療法」
 多発性骨髄腫の治療としてCAR T細胞療法を経験した当事者・のっこさん、主治医の塚田先生。二人の穏やかな関係性から紡がれるエピソードを紹介する。

ep.2「出会いのキッカケはCAR T細胞療法」
 多発性骨髄腫の治療としてCAR T細胞療法を経験した当事者・マーシーさん、濾胞性リンパ腫の治療としてCAR T細胞療法を経験したトムさん。
 同じ沖縄県在住で、同時期に治療に挑んだ二人に話しを聞いた。

ep.3「夫婦の絆とCAR T細胞療法」
 悪性リンパ腫の治療としてCAR T細胞療法を経験した当事者・マコさん、一番近くで支えてきたパートナーのアサさん。
 病と向き合った本人とそれを支えるご家族の、互いを想う気持ちを聞いた。

◆岸田徹氏(MC) プロフィール
 NPO法人がんノート代表理事。25歳で希少がんである胚細胞腫瘍(胎児性がん)を経験し、抗がん剤治療および複数回の手術を受ける。
 再発・治療を経て現在は寛解。がん経験者の立場から、がんに関する啓発・教育分野で幅広く活動している。詳細は、gannote.com、Facebook、YouTubeで。

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