ロート製薬は9日、同社が制定した 6 月 10 日健康宣言日「ロートの日」に併せて「ROHTO Well-being LIFE 宣言」を発表することを明らかにした。
同宣言は、ロート製薬の社員が仕事やプライベートを通じてウェルビーイングな生活を送り、社会においてさらなる価値を創造できるよう、働き方や健康に関する心構えをあらためて明文化したもの。
同宣言の明文化を通じて、社員一人ひとりがプロの仕事人として心身を健康に保ち、業務以外の時間を充実させ家族や社会での役割を積極的に果たし、また、家族や取引先など自分自身を支えてくれる周囲の人々をウェルビーイングな状態にすることを目指していく。
6月10日は健康宣言日「ロートの日」は、「薬に頼らず健康寿命を伸ばす」という大きな目標を達成するために、同社が健康へのチャレンジを皆様に宣言する「健康宣言日」として 2017 年に制定したもの。
この日がきっかけとなり、顧客に自身の健康を見直し、次の1年への新たな目標を掲げて貰う日にしてほしいという思いも込められている。日付けは、社名の「ロート（610）」にちなんで制定された。
一方、ロート製薬は、これまで、ウェルビーイングな社会の実現に貢献し続けるため社員一人ひとりの自律･成長を経営の中心に置き、「個人と会社の共成長」を目指す様々な取り組みを実施してきた。
2023 年 6 月には「新・働き方宣言」を発表し、本質的な働き方改革に全社一体となって取り組んだ結果、2024年度の時間外労働は12.3時間/月と、2022 年度と比較して2.6時間減少した。今回明文化されたROHTO Well-being LIFE 宣言の内容は、次の通り。
１、我々は、プロの仕事人として自律したキャリアを構築し、Well-being な人生を送るためには、心身が共に健康であり、ロートでの仕事とプライベートの時間どちらも充実することが大切であると考えている。
２、心身の健康は Well-being な人生の土台であると考え、疾病の予防や治療、体力づくり、休息などの健康維持・増進に積極的に取り組む。また、我々を支えてくれている共に働く仲間や家族の健康を他人事にせず、健康維持・増進に協力する。
３、常に仕事の価値に向き合い、業務効率化、生産性向上、多様な働き方の実践などに取り組み、仕事とプライベートを調和し、Well-beingを向上させるための時間創出に努める。
４、創出した時間は、自らを磨き高めるための学びや複業などの【自己実現・自己研鑽】、家族・友人・大切な人と過ごす時間や趣味、健康づくり、休息、余暇などの【心身のリフレッシュ】、育児、介護、家事、社会活動などの【家庭や社会での役割を果たすための時間】などに積極的に使う。
５、家族や取引先など、我々を支えてくれている人々の Well-beingへの配慮を忘れない。また、家庭や社会での役割を積極的に果たそうとする仲間を応援する。
