がん研究会とトランスレーショナルリサーチ・がん臨床研究で戦略的提携 アステラス

 アステラスは2日、がん研究会とトランスレーショナルリサーチ(橋渡し研究)および、がんの臨床研究の加速を目指す戦略的提携に関する契約を締結したと発表した。
 同提携は、アステラス製薬独自の創薬研究、臨床研究およびトランスレーショナルリサーチの知見と世界的な包括的がん研究センターであるがん研究会の強みを活かし、既存の治療に対して抵抗性のあるがん患者のための革新的な治療法の開発を加速させるもの。
 津契約に基づき、協働で実施するプロジェクトは、双方の専門性および戦略的優先事項に基づいて、共同で選定される。選定されたプロジェクトでは、アステラス製薬の早期段階プログラムに関するトランスレーショナル、および臨床データを協働で取得し、アステラス製薬が保有するデータと関連付けることで、そのプログラムを加速させることを目指す。
 同提携を通じてアステラス製薬は、トランスレーショナルサイエンスと臨床研究を強化し、革新的な新薬の提供を目指す。がん研究会は、アステラス製薬のパイプラインへの早期アクセスを可能にし、患者に治療法を提供するために必要なリソースと専門知識を獲得する機会となる。

◆谷口忠明アステラス製薬研究開発担当 CRDO(Chief Research & Development Officer)のコメント
 イノベーションを通じて価値ある医薬品を提供するためには、最先端の研究を行う学術機関とのパートナーシップが不可欠である。今回、日本有数のがんセンターの一つであるがん研究会と提携し、当社のがんパイプラインの加速に挑戦できることを嬉しく思う。
 我々は、複数の最先端モダリティを活用したオンコロジー領域の早期段階プログラムを保有しており、患者さんに次世代の治療法を届けることを目指している。革新的な治療法の開発を加速するために、重要な知見と専門知識を共に強化できると考えている。

◆浅野敏雄がん研究会理事長のコメント
 患者さんに新たな治療法を届けることは我々の使命であり、医薬品開発を推進するためには産学連携によるパートナーシップが不可欠だと考える。我々は、革新的なパイプラインを保有するアステラス製薬と提携し、トランスレーショナルリサーチと開発を加速していくことを大変嬉しく思う。
 卓越した創薬研究開発力をグローバルに展開するアステラス製薬と、創薬力を向上するために病院部門と研究部門が一体化した特徴的な組織を持つがん研究会が共に歩むことで、我々の理念である『がん克服』と『人類の福祉』に貢献していくことを確信している。

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