メディパルホールディングスは13日、連結完全子会社のMPアグロが、山形県が発注する豚熱ワクチン及び山形県畜産協会が発注する動物用ワクチンの入札等において、独占禁止法(不当な取引制限の禁止)違反を行っていたことに対して深謝した。
深謝は、同日、公正取引委員会からこれらワクチンの入札等に参加していた業者に対して、排除措置命令および課徴金納付命令が発せられたことを受けてのもの。MPアグロは、排除措置命令、課徴金納付命令のいずれも受けていないものの、同行為に関わり関係者に多大な迷惑と心配をかけたことで深謝した。
MPアグロは、同件に関し、公正取引委員会に対して課徴金減免制度の適用申請を行い、過去の違反行為を自主的に申告するとともに、同委員会による調査に全面的に協力してきた。