FRONTEOとAI創薬領域のバイオマーカー探索に関する共創プロジェクト開始 丸石製薬

 丸石製薬は9日、FRONTEOとライフサイエンス AI 分野(AI 創薬領域)のバイオマーカー探索に関する共創プロジェクトを開始すると発表した。
 医薬品開発の臨床試験において、医薬品の作用メカニズムや治療効果などの判定に重要な役割を担うバイオマーカーを用いることで、安全性に優れ、良好な有効性アウトカムを得ることが示されている。同共創プロジェクトでは、FRONTEO の仮説生成に特化したAI創薬支援サービス「FRONTEO Drug Discovery AI Factory」(DDAIF)と、丸石製薬がこれまで蓄積してきた医薬品研究開発における知識や技術とを組み合わせ、適切なバイオマーカーを見つけ出すことにより、丸石製薬の医薬品研究開発を加速させる。
 丸石製薬は、周術期・急性期・救急医療領域と感染対策領域、さらには支持医療(がんサポーティブケア)を主なターゲットとし、その周辺領域も含めたアンメットメディカルニーズを満たせるよう、研究開発シーズの探索、基礎的な創薬研究、製剤設計、CMC*4関連試験、非臨床試験、臨床試験、さらには市販後の育薬に至る一貫した研究開発活動に取り組んでいる。
 一方、FRONTEOは、自社開発の特化型 AI「KIBIT(キビット)」の自然言語処理技術(特許取得済み)を、複数の製薬会社と進めている共創プロジェクトにおいても活用し、クライアント企業の医薬品開発の成功確率向上と人々の健康に貢献していく。

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