ブリストルマイヤーズスクイブの2024年第3四半期業績は、成長ポートフォリオとエリキュースが特許切れした白血病治療薬「スプリセル」の後発品侵食を部分的に相殺し、前年同期比8%増、為替変動の影響調整後は10%増の119億ドルとなった。成長ポートフォリオの売上高は、前年同期比18%増(為替変動の影響調整後は20%増)の58億ドル。
GAAP(一般会計原則)ベースの1株当たり利益は0.60ドル、非GAAPベースの1株当たり利益は1.80ドル。GAAPベースの一株あたり利益および非GAAPベースの1株当たり利益には、取得した仕掛研究開発費(IPRD)とライセンス収入による-0.09ドルの純影響が含まれる。
また、同四半期には、米国で数十年ぶりの統合失調症に対する新しい薬理学的アプローチとなるCobenfyの承認を取得した。オプジーボ(抗がん剤)の売上高は、米国13億6600万ドル(対前年同期比2%増)、米国外9億9400万ドル(7%増)、全世界23億6000万ドル(4%増)。ヤーボイ(抗がん剤は、米国3億9900万ドル(11%増)、米国外2億4300万ドル(10%増)、全世界6億4200万ドル(11%増)
2024年売上高の見通しは、約5%増(為替変動の影響調整後は約6%増)へ上方修正し、非GAAPベースの1株当たり利益を0.75ドル~0.95ドルへ上方修正した。