オムロン ヘルスケアは、10月12日~14日)の3日間、「NEO-HYPERTENSION -社会と協奏する新高血圧学-」をテーマに福岡県で開催される第46回 日本高血圧学会総会に協賛する。
日本高血圧学会は、高血圧および高血圧に関する分野の学術進歩の向上と国民の健康増進を目的に、関連研究や啓発活動、学術集会の開催などに取り組んでいる。
同社のスポンサードシンポジウムでは「夜間高血圧-夜に潜む重大なリスク 家庭での夜間血圧測定による新たな診療アプローチ」をテーマに、苅尾七臣氏(自治医科大学内科学講座 循環器内科学部門)を座長に迎え、実際に夜間血圧計を臨床現場で活用している7名の医師より活用事例が紹介される。
通常、夜間の血圧値は日中よりも10~20%ほど下がる。だが、夜間に血圧値が下がらない場合や、昼間より夜間の値が高くなるケースもある。夜間(睡眠時)の血圧値が収縮期120mmHg以上かつ、または、拡張期70mmHg以上の場合を「夜間高血圧」という。
夜間高血圧は心臓や血管に負担をかけ、放置すると脳卒中や心筋梗塞のリスクを高める。だが、血圧は一日を通して変動しているため、日中の測定だけでは「夜間高血圧」の確認が難しいといわれている。
今回のスポンサードシンポジウムでは、高血圧治療における夜間の血圧測定がもたらすメリットを、実際の症例報告を交えて発表する。
また、展示ブースでは日常生活の中で簡単に心電図を記録できる携帯型心電計や夜間血圧計などの展示に加えて、今日まで同社が開発してきた代表的な血圧計とともに血圧計開発の歴史を紹介する。第46回 日本高血圧学会総会の概要は、次の通り。
◆会長:野出 孝一 先生(佐賀大学医学部長)
◆会期:2024年10月12日(土)~14日(月祝)
◆会場:福岡国際会議場(福岡県福岡市博多区石城町2-1)
◆公式ホームページ:https://www.46jsh2024.org/