田辺三菱製薬は23日、アンジェスとの間で締結したHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」(一般名:ベペルミノゲン ペルプラスミ)の販売に関する日本および米国における末梢性血管疾患を対象とした独占的販売権許諾契約を終了することで合意したと発表した。
コラテジェンは、本年6月にアンジェスが国内の製造承認申請を取り下げたことに伴い、条件及び期限付承認の期限が満了となり既に販売を終了している。これを受け、田辺三菱製薬とアンジェスは、国内については2024年11月1日、米国については2025年2月1日をもって同契約を終了する。
同契約の終了により、コラテジェンに関してアンジェスから田辺三菱製薬に付与されていた国内および米国における権利は、田辺三菱製薬からアンジェスに返還される。