川崎市産業振興財団は18日、サーモフィッシャーと、同財団が運営するライフサイエンス系インキュベーター「iCONM with BioLabs」におけるスタートアップ支援に向けた協定を締結したと発表した。
サーモフィッシャーは、分析機器・試薬をはじめ、⽣命科学ソリューション、製薬サービス、臨床診断⽤製品やラボ⽤製品などを提供する総合的サイエンスソリューションカンパニーである。
iCONM with BioLabs は、ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)内にあるシード・アーリー期のライフサイエンス系スタートアップ向けインキュベーターで、米国インキュベーターのBioLabsと連携して運営。スタートアップの限られたリソースが最大限活かされるよう、研究開発に集中できる整った環境の提供や、事業開発にむけたネットワーク形成支援などを行ってきた。
今回の協定締結に基づき両社は、スタートアップの成長とエコシステムの発展を目指し、サーモフィッシャーの最新製品の紹介や、連携によるトレーニングの提供、共催イベントの開催など、双方が保有する資源とネットワークを活かした協業を行っていく。