新規事業創造と業務変革目指して
メディパルグループグループは7日、「2027メディパル中期ビジョン Change the 卸 Forever ～たゆまぬ変革を～』の実現に向け、社内ビジネスコンテスト「ZERO ONE（ゼロワン）」を開催したと発表した。
「ZERO ONE」は、誰もが心身ともに健やかに暮らせる社会の実現と企業価値向上をめざし、従業員提案型の新規事業創造と業務変革を目的としたもの。
メディパルグループは、顧客ニーズの変化に対応した事業改革を進めるためには、多様性にあふれる従業員の知恵やアイデアの活用を積極的に進める必要があるとの考えを示している。 この考えを具現化する方法の一つとして、2023年7月から本年6月にかけて第1回「ZEROONE」を開催し、同社の事業フィールドである「医療と健康、美」をテーマに、年齢・職種・ポジション等を問わず、当社グループの従業員を対象に提案を募集した。
その結果、311名の参加者から187件の多彩な提案があった。書類審査を通過した提案の中から二次審査となるプレゼンテーション審査予選を実施し、７案が最終審査の決勝に進出。決勝では、同社社長を始めとする取締役が審査員となり、最優秀賞を選定した。
決勝で提案されたアイデアについては、提案者自らが企画開発、事業推進に参画できる環境を提供し、予算を付与するなど事業化の実現に向けた支援をする。
同社グループでは、引き続き、経営理念である「流通価値の創造を通じて人々の健康と社会の発展に貢献する」の実現に向けて、「ZERO ONE」のような機会提供により、経営者と従業員が一体となって事業改革を推進していく。
また、この取組みを通じ、同社グループの将来を担う未来志向型人材の育成、創造性豊かな企業文化の醸成、多様な人材が活躍できる職場環境づくりを推進していく。
多彩な提案
顧客の課題解決や従業員の生産性向上を目的としたデジタルサービス開発や流通改革、営業改革、製品・原材料開発、人事・働き方改革等の多岐に渡る提案
