武田技研の医薬品製造サポート業務に関わる権利を吸収分割方法で承継 武田薬品

武田薬品は15日、同社完全子会社の武田技研が営む武田薬品及び関係会社に対する医薬品製造サポート業務に係る権利義務を吸収分割方法で同社に承継すると発表した。
 武田技研が営む医薬品サポート業務は、試験分析、物流管理その他のGMP(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)に基づく医薬品製造サポートのオペレーション業務に係る事業で、武田技研は同吸収分割(分割予定日本年4月1日)完了後、解散する予定である
 同吸収分割は、グループ子会社の所有構造の簡素化並びに機動的かつ堅固な製品供給運営モデルの構築を目的として実施するもの。 昨今の医薬品業界における品質保証体制の強化の動きに沿った武田薬品の戦略的な取り組みの一環である。武田薬品は、患者が必要とする高品質な医薬品を安定的に届けることを通じて持続的な成長を確実なものとしていく。
 なお、同吸収分割は、武田薬品の完全子会社を吸収分割会社とする吸収分割(簡易・略式吸収分割)のため、開示事項及び内容を一部省略している。

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